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雑草により住宅地周辺ではハエ、カなどの衛生害虫、不快害虫、鼠などの生息・繁殖地になることが多く、風通しの障害になったり美観がそこなわれるなど生活環境が悪くなります。また、ぜんそくや花粉アレルギーの原因にもなりやすいです。しかし、植物の存在は砂塵飛散防止、騒音防止、大気の浄化など有益な面もあります。ですから、雑草をすべて根絶するというのではなく、場所、時期や発生量によって保護したり、抑制する形での管理も必要だと思います。雑草の多くは、風に乗って種子や胞子が飛来します。また、雨によっても流入するし、鳥や動物によっても持ち込まれます。

土壌処理

一定の土地を長期間にわたって無草状態にするためには、土壌処理が最も効果的です。除草剤が水に溶かされて散布されたり、粒剤などの型で散布されると、その後の降雨によって土壌の表層にたまります。それによって土壌処理剤が数ヶ月間存在し発芽時や発芽間もない雑草の根や幼芽から吸収されて枯殺作用を表します。

茎葉処理

すでに生育している雑草の茎葉に除草剤を付着・吸収させて枯死させるものです。茎葉処理剤の除草効果を十分にあげるには、雑草の茎葉に散布液を十分付着させることが重要です。

参考・引用文献
財団法人 日本環境衛生センター
通信教育 ペストコントロール技術者養成講座
単元Ⅱ-2 基礎有害生物学(2) 
単元Ⅵ-2 応用有害生物学Ⅱ(2)
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